令和4年度事業報告

令和4年度 群馬県高等学校文化連盟 高校芸術祭 音楽部門 団体演奏会(第46回県民芸術祭参加)

令和4年度 群馬県高等学校文化連盟 高校芸術祭 音楽部門

団体演奏会(第46回県民芸術祭参加)

日 時  令和4年7月14日(木) 10:00~

 会 場  群馬音楽センター

主  催   群馬県高等学校文化連盟・群馬県高等学校教育研究会音楽部会

 

【内容】

 参加校

○ 器楽(和太鼓)の部

 

県立渋川特別支援学校

 

○ 合唱の部

県立渋川女子高等学校                                         

                                                             

○ 吹奏楽の部

   高崎市立高崎経済大学附属高等学校 県立桐生清桜高等学校 県立藤岡中央高等学校

伊勢崎市立四ツ葉学園中等教育学校  県立前橋商業高等学校  県立太田女子高等学校   

県立渋川女子高等学校  県立前橋南高等学校 県立高崎商業高等学校  県立伊勢崎高等学校

県立前橋東高等学校  県立西邑楽高等学校  県立渋川青翠高等学校

利根沼田学校組合立利根商業高等学校  県立吉井高等学校  県立沼田女子高等学校

明和県央高等学校  県立沼田高等学校  県立利根実業高等学校  県立太田高等学校

県立高崎高等学校  県立太田東高等学校  県立館林女子高等学校 高崎健康福祉大学高崎高等学校

 

○ 器楽・管弦楽の部

県立桐生女子高等学校 県立中央中等教育学校

 

【講師プロフィール】

福島 弘和(ふくしま ひろかず)

東京音楽大学器楽科卒業、同大学研究科修了。オーボエを浜道晁、作曲を有馬礼子の各氏に師事する。現在、オーケストラ、吹奏楽を中心に作曲活動をする。

  1998年「稲穂の波」、2000年「道祖神の詩」が全日本吹奏楽連盟の課題曲として採用。2019年には同連盟からの委嘱課題曲として行進曲「春」を 作曲。1999年に朝日作曲賞(一般社団法人 全日本吹奏楽連盟)、2007,’12.’13.’15.’19年に下谷奨励賞(公益社団法人 日本吹奏楽指導者協会)、2010年に日本管打・ 吹奏楽アカデミー賞(作・編曲部門)の各賞を受賞。2001年国民文化祭や、2008年全国高等学校総合文化祭の創作音楽を担当。21世紀の吹奏楽“響宴”会員。尚美ミュージックカレッジ専門学校講師。主な作品:交響曲ト調、シンフォニエッタ、同第2番「祈りの鐘」、同第3番「響きの森」、ラッキードラゴン~第五福竜丸の記憶~、百年祭、協奏曲、語りと音楽の作品など多数。

 

清水 郁代(しみず いくよ)

群馬大学教育学部音楽専攻卒業(主にピアノ)、高崎市新人演奏会出演。卒業後は、教諭・教頭・校長として特別支援学校や高校に勤務。在職中には、芸術科(音楽)の授業における指導の工夫改善等の研究はじめ、ギター・マンドリン部顧問、吹奏楽部顧問、音楽部(合唱)顧問等を経験し、生徒と共に音楽をする喜びや苦しい中から生まれる音楽表現の素晴らしさを経験、「《先生》とは、生徒よりたまたま先に生きているだけであって、音楽だけでなく様々な学びは永遠である」ことを身をもって学んだ。富岡東高校勤務時には、第32回全国高等学校総合文化祭群馬大会(ぐんま総文)合唱専門部の中心となって大会に関わり、音楽部顧問としては、NHK全国学校音楽コンクール関東甲信越ブロック大会に群馬県代表として6回出場、さらに第61回全日本合唱コンクール全国大会に群馬県の高校として初めて出場し、第63回大会にも出場した。

群馬県高等学校文化連盟合唱専門部会長、群馬県高等学校教育研究会音楽部会会長、群馬県吹奏楽連盟会長等を歴任。群馬県立富岡高等学校校歌作曲。

現在は、複数の高校で非常勤講師、部活動外部講師、教育支援等の活動や後進の支援を行っている。群馬県合唱連盟副理事長でもある。

 

 

  コロナウイルスのまん延により中止が続いた本演奏会であったが、関係者の尽力により3年ぶりに無事開催された。参加数は縮小したものの、熱演した生徒の表情は非常に明るいものであった。

本演奏会では、群馬の音楽教育者として多大な功績を残され、現在は後進の育成に当たっておられる清水郁代先生と、前橋南高校出身であり、作曲家として日本の吹奏楽界を牽引する福島先生を講師としてお迎えした。清水先生より、「練習時間もままならない中、一人ひとりが自分の活動に一生懸命向き合っていると感じた。今後も顧問の先生や指導に当たられている講師の先生方と一緒に、その学校でしかできないサウンドを作り上げて欲しい」とのお言葉をいただいた。また、福島先生より、「それぞれの団体の、音色感や先生方の持っている音楽感の違いが素晴らしく、それ自体が皆さんの宝物だと感じた。今日の経験を、ぜひ今後の活動に結びつけてもらいたい」との講評をいただいた。